空を見ると、大きく浮かび上がる大きな雲を見かけませんか?
その雲の名称は「入道雲」です。
入道雲は本当に大きく、たくましいイメージを持っています。笑
入道雲は「夏」のイメージが強いですが、他の時期にも見られるのでしょうか。
入道雲ができる理由、積乱雲との違いは。
今回は、入道雲について気になったことを調べてまとめました。
入道雲とは
入道雲は、過剰発達した対流性の雲です。
大気の状態が不安的な時に発生しやすく、非常に強く上昇、下降流と乱気流や雷やひょうも引き起こします。
入道雲をよく見かける季節は「夏」のイメージされている方が多いと思います。青く澄んだ空に大きな入道雲の写真などを夏になると見かけますね。
実際は、入道雲は夏によく見られます。
入道雲が発生する理由は、地上付近と上空の温度差がもたらす大気の不安定によって起きる対流性の上昇気流によるものですが、地形の影響も受けているようです。
なので、地上と上空の温度差が大きくなる夏によく入道雲を見かけることになります。
しかし、日本海側では暖かい海面に冷たい季節風が流れ込み、入道雲ができることもあるそうです。
入道雲と積乱雲の違いは?
入道雲と同じぐらいによく耳にする「積乱雲」
入道雲と積乱雲はどのような違いがあると思いますか??
実際は、入道雲と積乱雲はまったく同じ雲です。呼び方が違うだけのことです。
入道雲の正式名称が積乱雲ですが、積乱雲は垂直に発生し雲の高さが成層圏にまで達する雲のことを言います。入道雲と呼ばれる雲は成層圏までには達していない雲のことを言うこともあるようです。
入道雲についてまとめ
・入道雲=積乱雲
・入道雲は「夏」の季節に多く見られる
・積乱雲の雲の高さは成層圏まで達することもある
まだまだ暑い日が続く夏ですが、ふと空を見上げてみてください。入道雲が見られるかもしれません♪