毎年、9月頃になると盛り上がる「岸和田だんじり祭」
皆さんは見に行ったことありますか?
私は岸和田が地元の友達が多いので、学生時代この時期に遊びに誘っても「今日はだんじりやから無理。」と断れることもありました。笑
岸和田だんじり祭は迫力がありますよね。
初めて見る人はびっくりするのではないかと思ったりします。
今回は、2017年の岸和田だんじり祭の日程やおすすめ場所などについて調べてみました♪
2017年 岸和田だんじり祭の日程・場所
岸和田だんじり祭は、毎年、敬老の日の前の土日に行われます。
昔は敬老の日が9月15日と固定されていましたが、2003年にハッピーマンデー制度が導入されて敬老の日が固定日にならなくなったため平日に開催したこともありました。しかし、平日となると岸和田だんじり祭の観客や学生の曳手が不足してしまうことがあったため、敬老の日の直前の土日に日程が変更されました。
では、2017年のだんじりの日程はいつでしょうか。
試験曳き | 9月3日(日曜日 9月15日(金曜日) |
午後2時〜午後4時 |
宵宮 | 9月16日(土曜日) | 午前6時〜午後10時 |
本宮 | 9月17日(日曜日) | 午前9時〜午後10時 |
岸和田だんじり祭の人気の理由
岸和田だんじり祭が人気の理由は一体なんでしょうか。
岸和田だんじり祭は「ケンカ祭」とも言われています。だんじりを曳く青年団の方たちは何トンもあるだんじりを100人ほどで猛スピードで角を曲がったりしますが、そのだんじりの屋根の上で飛び回ったり、左右に跳ねたりと危険と隣り合わせの状況で指揮している「大工方」はかっこいいと思います。
しかし、時には事故に繋がったり、負傷者や死者が出たこともあります。
迫力や熱気はすごいですが、だんじり曳くのも大工方の方も危険と隣り合わせの状況でだんじりをしています。中にはそんな危険な祭を中止しろと言う方もいますが、やはり岸和田だんじり祭は「楽しい」ととても聞きます。
体の中にある血管すべてが騒ぐといいますか、あの緊張感の中にある熱いものが人気の理由だと思います。
岸和田だんじり祭では、だんじりを大修繕した後は必ず神主さんが入魂式をするようです。しっかり安全祈願とお清めをして、事故などが起こらないようにとお祈りしています。
岸和田だんじり祭の歴史
岸和田だんじり祭の歴史は約300年前から伝統を誇りにもって開催されています。
元禄16年(1703年)に岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)がお米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように祈願して行った稲荷祭がその始まりといわれています。
これからも地域の繋がり、人同士の繋がりも大切にして、一年に一度の岸和田だんじり祭が楽しく迎えれますように。